私たちは、自然豊かなさいたま市の見沼田んぼで2017年から平飼い養鶏場を営んでおります。現在、見沼第一鶏舎、第二鶏舎で計200羽ほど育てており、自然卵養鶏法で有名な中島正さんの飼育法を基本としております。発酵技術を使って品質の良い餌を生産し、それを食べた鶏がする糞を堆肥として利用し、畑で作物を栽培する地域循環型の養鶏を行っております。
私が養鶏を始めた理由には、障がいを持つ息子の存在があります。
”障がい者が働ける場所を作りたい…”
障がいを持つ方々と一緒に働き、皆さまに喜ばれる卵を販売し、労賃につなげていきたい。薬剤に頼らない元気な鶏が産む良質な卵を口にしてもらいたい、という思いを胸に日々汗を流してまいりました。